鯉の甘煮

みやさかやの鯉の旨煮は約2時間半もの間、一鍋一鍋を職人が付きっ切りで火加減を見て仕上げます。それは季節や鯉各個体の厚み、脂の乗りで味の染み方や艶の出方が変わるからです。ふっくらと炊き上げった鯉の甘煮は昔懐かしさを感じさせ、上杉の城下町米沢ならではの特別な味わいです。

丁寧なアク取りが上質な味わいを生む

甘煮を煮る際、職人はアクをこまめに取れるよう鍋肌を特に注意してみます。アクをとらなければ甘煮に雑味が残ってしまうからです。こうした細かい作業を怠らない事が弊社の甘煮が170年以上にも渡ってお客様に支持される理由の一つです。